グリザイアの果実 総合評価
総合評価
講評
作画:平均的に崩れることのない作画でした。また、終盤のグロ描写はとてもクオリティが高かったと思います。
OP&ED:個人的にOPは少しミスマッチかなと思いました。EDは各話で変わる工夫が凝らされていてよかったと思います。
音楽:特にありません。
シナリオ:メインの登場人物それぞれが抱える過去があり、それを主人公を通じて克服してくという話でとてもいいと思いました。ただ、このシリーズは登場人物の過去に着目していたこともあって、過去を乗り越えた後のキャラクター達の物語がほとんどなく、物足りなさを感じました。
演出:みちるの二重人格の描き分けや、幸の過去の伏線、天音の事故の時の日々を語った回など、作品を盛り上げる演出が多く見られました。
キャストの演技:正直微妙な方が多かったです。特に水橋かおりさんの演技は聞き苦しい時もありました。
特有性:この主人公ハーレム状況はよくある展開ではありますが、登場人物の過去が重すぎたり、主人公の生い立ちが特殊すぎたり、かなり残酷なシーンが多かったりと独特なものは感じました。
作品全体のまとまり:やはり終わり方がこれからって感じで終わってしまったのが少し残念でしたが、よかったと思います。
一言
正直トラウマ植えつけられるレベルのグロさがある作品でしたね。
これがまさか原作アダルトゲームだとは思いもよりません。
この後に楽園と迷宮があるのは知っているので、ここからがこの作品の面白いところだと思います!観るのがたのしみです!
ご覧いただき、誠にありがとうございました!☆彡